有名人姓名判断のブログ

今話題の有名人の運勢を古神道由来の数霊術姓名判断にて占ってみたいと思います。

適度なストレスを感じていた方が自然治癒力は高まる2


つまりストレスはある程度あった方が、かえっていきいきと生きられるということなのです。あんこを作る時に、砂糖の他に塩をちょっと入れると甘さが引き立つのと似ています。砂糖だけでは甘ったるくなりすぎますし、かといって塩を入れすぎると辛くなりますから、適量を加えるのがコツです。ストレスも過剰であれば病気を引き起こしますが、適度であればそれに打ち勝とうとする力が生まれて、かえって抵抗力の強い体が出来上がるというわけです。

この打ち勝とうとするものの正体を「ホメオスタシス」といい、日本語では「生体恒常性」等と訳されています。人間の体を安定した状態に維持する働きのことで、従ってホメオスタシスは自然治癒力の仲間と言ってよいと思います。一般にストレスを感じた生活を続けていると長生き出来ないと言われますが、ホメオスタシスがストレスと生体の間をバランスよく維持している限り、長生き出来ないとは一概に言えません。逆に抵抗力が強くなるのですから、長生きしている場合の方が多い程です。

このことから言えることは、ストレスを何でも悪いものと決めつけて、ストレスを与える物からひたすら逃れようとしなくても良いと言うことです。自分の精神や肉体を蝕むような大きなストレスは取り除かなければなりませんが、ちょっとしたストレスならば可愛い友達とでもいった感覚で付き合っても構いません。その方がストレスの刺激を受けてホメオスタシスが働いて、結果的に健康な体を作ってくれるはずです。

また、そのような余裕を持った心で生活していると、自然治癒力も徐々に高まって行くのです。

←帯津良一博士著書「自然治癒力」から抜粋


かつて120歳まで長生きした鹿児島県徳之島の泉重千代(いずみしげちよ)翁へのインタビュー記事を読んだことがあります。

記者から「長生きの秘訣は何ですか?」と問われた重千代翁は「毎日の晩酌と煙草少々」と答えられたとのこと。毎日の晩酌にサトウキビを熟成させた黒糖焼酎を水割りで少々たしなみ、1日に煙草4~5本と決めてゆっくり燻らせるのが楽しみだったそうです。

記者がさらに「好みのタイプは?」とたたみかけると重千代翁は「少し年上の女」とさらりと答えられたとのこと。

泉重千代翁の日常生活は、適度なストレスと幸福感のバランスを上手に取ったまさに「ホメオスタシス」(人間の体を安定した状態に維持する働き)の見本のような生活だったのではないかと拝察致します。