ホリスティック医学は勿論まだ始まったばかりで試行錯誤の段階です。でも目指している方向ははっきりしていて、心も体も気持ちがいいというものなら何でも取り入れて行こうということです。

今漢方薬は殆どのケースで使用しています。これは気持ちがいいというようなものではありませんが、何と言ってもイヤな副作用のないものです。漢方薬は生命場に働きかけて、場のポテンシャルを上げて場のゆがみを取って行くという有力な治療手段の一つで、将来的にも有望です。ただまだまだ客観性・再現性・普遍性に乏しいのは事実です。

鍼灸も有力な手段の一つです。ツボに対して温灸を施すもので、ビワ温灸というと、ビワの葉っぱを乗せて上から温灸でグッと押す。お灸の効果と指圧の効果があるわけです。ビワの葉から出るアミグダリンの効果等も含まれてきます。

勿論ツボ自体が科学的に解明されているものではないので、やはり客観性・再現性・普遍性に乏しいのですが、少なくともQOL（クオリティ・オブ・ライフ=生活の質）を上げることは間違いありません。これでがんが無くなったというケースはありますが、少なくとも痛みが取れたりするのですから、大いにやった方がいい訳です。

アロマテラピーも取り入れています。見ていると、状況が良くない人、寝たきりで道場へきて気功をしたり出来ないような人に非常に人気があります。気持ちが落ち込んだりした時、ラベンダーとかシナモン等のいい匂いをさせておいて、オイルマッサージをする訳ですから、これは科学的にどうのという以前に、気持ちがいいに決まっています。こうした時は自然治癒力が発揮されやすくなる訳です。

←帯津良一博士著書「自然治癒力」から抜粋

私の場合はオーデコロンの「WHITE  MUSK」を体に吹き掛けて使用すると、私の好きな香りで「心も体も気持ちよくなれる」ので、外出する時はいつも使用しています。仕事に行く時も必ずシュッシュして行きますので、会社の女性陣からも「いつも素敵な香りですね」と好評で、コーヒーブレイクでも「コーヒーもう一杯いかがですか」なんてムスクのいい香りに引き寄せられて近付いて来ます。カフェ等で仕事の打合せをする時も、他社の女性社員から「その香り素敵ですね」と言われることがありますので、相手をいい気分にさせてこちらのペースで商談が進みます。

また仕事で着用するスーツ・Yシャツ・ネクタイや冬用コートに至るまで全てイタリアの「アルマーニ」を愛用していますので「心も体も気持ちよく」なれます。ある上場会社のオフィスに伺って応接室でコートを掛けると「おっ、アルマーニですか」と話題になり、初対面でもその場が和やかになり盛り上ります。アルマーニのコートの立て襟仕立ては、外側真ん中の小さな銀色板に黒字で「ARMANI」と掘り込んでありますので嫌でも目につき、私の様な見栄っ張りには最高です。

ちなみにアルマーニのスーツの外ポケットは全て糸で縫い合わされて塞がれています。これはポケットに物を入れたりして膨らみスーツが形崩れするのを防ぐためのものだそうです。スーツのフォームやシルエットにまで気を配るとは「アルマニスト」の私としては嬉しい限りです。