有名人姓名判断のブログ

今話題の有名人の運勢を古神道由来の数霊術姓名判断にて占ってみたいと思います。

3章 普段の食事こそ自然治癒力を高める最高の特効薬!


1.「食べたい」ものを「美味しく」食べる


「どんな好物でも三度続けばイヤになる」


「僕は寿司が好きでねえ、毎日でも飽きないなあ」という人がいます。本当かなと思いますが、毎日ということならそうかも知れません。しかし朝昼晩三食続けてとなると、さてどうでしようか。もし、仮に一週間続けられる人がいたら、お目にかかりたいものです。

私自身のつらい経験では、食事の際にうなぎが続いたことがありました。私はうなぎは決して嫌いではなく、むしろ好物と言っていいでしょう。しかしこれが続くと一体どんな事になると思いますか。

最初はある日の昼食でした。丁度たまたま午後の予定があき二時間の昼休みができたので、久しぶりにうなぎでもと思い、ちょっと足を伸ばして美味しいお店に行きました。時間もたっぷりあるので、お銚子を一本だけ付けてもらってキモ焼きをつまみながら、チビチビやって″うな重″が出来上がるのを待ちました。ご承知のように、うなぎは注文してから大分時間が掛かります。出てきたうな重はそれは美味しく、十分に満ち足りた気持ちになりました。

その夕方、仕事の関係で急にある医療関係者と会食することになりました。私が接待する立場だったので、相手の方に「どんなものがよろしいでしょうか」と尋ねると「そうですね、何でも構いませんが、うなぎなんかどうですか?」という返事です。まさか自分は昼に食べましたとも言えないので、賛同の意を表明して昼間のお店にまた行きました。店員の一人はおや?というような顔をしており、何やら照れくさい思いでした。

会食も終わり、身体中にうなぎの脂が回っているような感じで、もう三ヶ月位はうなぎは結構という気分でした。ところが次の日ある会議に出席した所、出されたお弁当がなんと″うな重″だったのです。さすがに悲鳴を上げそうになりましたが、仕方がないので無理やり口の中に押し込みました。しかしいくら好物とはいえ、これだけ続くと身体が受け付けなくなってきます。とうとう半分程残してしまいました。初めての経験でした。

このためか、午後からはずっと何となく身体の調子が変で、次の日は胚芽米等の自然食に近い食事にしたのです。すると何となく具合がよく、体調が元に戻ったような感じでした。うなぎの脂肪で狂っていた身体のバランスが、回復したものと思われました。

どんなに身体にいい食品でも、偏って食べることはいいことではありません。何よりもまず、身体が拒否のサインを出すはずです。またこれとは逆に、あるものを「食べたい」と身体がサインを出してくる場合もあるでしょう。自然治癒力を高めるためには、それらのサインをちゃんと読み取って対処することが肝要なのです。

←帯津良一博士著書「自然治癒力」から抜粋


新しい第3章のご紹介に入ります。のっけから帯津先生の遠慮深さが出ているエピソードです。私が接待する立場なら、昼食と同じものを夕食でもお客様に希望されたなら「すみませんがそれはお昼に食べましたので他のもので」と即座に答えます。

私は若い頃の大阪時代に同郷の上司から、よくキタやミナミでの接待のついでに飲みに連れて行ってもらいました。しかしある時に「◯◯君、いくら君が酒に強いからと言っても、上司と一緒に酒を飲む時は三回に一回位はウソでもいいから酔ったフリをしなさい」と注意されました。

またある会社の社長になった時、その会社のオーナー会長から「お前をなぜ社長にしたかわかるか」と問われました。私が「わかりません」と答えると、会長は「創業50年になるが私におべっかを使わないヤツはお前が初めてだ」と言われました。

「自分に正直に生きるのは難しい」と言われます。しかし公務員の子供が転校先でよくいじめられていた時代に、小学校の転校4回で2年生の時から転校先のいじめっ子大将とのし烈なバトルに勝ち抜いてきた私の辞書には「忖度」という言葉はないのです。

帯津先生には忖度し過ぎて「医者の不養生」とならぬようにお祈り申し上げます。