有名人姓名判断のブログ

今話題の有名人の運勢を古神道由来の数霊術姓名判断にて占ってみたいと思います。

江戸時代から「好きな物を食べる」は健康の秘訣2


さらにこの漢方医に「食事で気を付けていることは?」と聞くと「外食をしない。必ず家で食べることにしている」という答えが返って来ました。理由は「その時の自分の好みに忠実に食べられるから」ということでした。

確かに外食となれば、人と一緒に行けば人に合わせなければいけないし、一人で行ってもその店にあるメニューの中から選ぶわけですから、自分の好みに忠実に食べ物を選ぶことは難しくなります。量についても残したくても「作った人に悪いから」「食べ物を粗末に扱うことになるから」とつい無理をしてでも全て食べてしまい、中々思い通りに食べることが出来ません。一方自宅で食べるのであれば、自分の食べたい物を自分に合った量だけ組み合わせて自由に食べることが出来ますし、残したいと思えば残すことも出来ます。

私達は付き合いで食べることがあったり、家庭で食べるにしてもいつも一人のわがままでメニューを決めることは出来ませんから、この先生のように生活することは中々難しいでしょう。しかしこうした心掛けを持つだけでも、随分と食べ物から得られる自然治癒力の量は違ってくるでしょう。

食べたくもない物を無理して食べても決して栄養にはならないし、食べ残しや偏食も「身体の要求に忠実に食べる」という観点からは肯定すべきでしょう。無理に食べることは身体の秩序を保つことにはならず、従って自然治癒力を高めることには繋がらないからです。

無理に食べることの例として、ニンジンが嫌いな子供に「カロチンやビタミンが豊富で身体にいいから、目をつぶってでも食べなさい」と食べさせたとします。このようにイヤイヤ食べた物は、決して身体の中でその本来の効力を発揮することは難しいのです。同じものでも「美味しい」と思って楽しんで食べて初めて、身体の養分となることができるのです。

基本的には、ある程度の喜びを感じて食べることが自然治癒力を高めることに繋がります。インスタントラーメン等は、保存に適した様に作られているので、あまり日常的に食べるのは良くないのですが、キャンプに行った時などに食べると、凄く美味しいと感じることがあります。この場合等は「美味しいな」という喜びを感じて食べているのですからいいと思います。

←帯津良一博士著書「自然治癒力」から抜粋


私の母方の祖父は長年税務署一筋に勤めた人で「俺が熊本国税局の総務課長時代に上司の国税局長だった方が池田勇人元総理だぞ」といつも自慢げに話していました。その祖父も税務署長を最後に定年退職して、鹿児島市内にお酒の小売店を開業しました。しかし店の方は一切祖母と二人の叔母さん達に任せて、自分は庭木の手入れのみの楽隠居さんでした。

ところがこの祖父がまもなく脳梗塞で半身不随になり口もまともに効けなくなりました。私はその頃高校生で春・夏・冬休みには、祖母の酒屋の店番や配達の手伝いに行っていました。あれほど威張り散らしていた祖父が、奥座敷の寝床の横で祖母から夕食を食べさせられている光景を見た時は衝撃的でした。

祖父が嫌いなものを祖母が食べさせようとして祖父がイヤイヤするのを、祖母が「このわがままもんが!」と一喝して無理に祖父の口に突っ込んでいました。

それは伝統の男尊女卑を「薩摩の女」として長年堪え忍んできた祖母が、積年の恨みを一気に晴らす鬼気迫るものでした。この時私は「女性には優しく大切にしよう」と決心したのです。