高齢者のうつ病
「高齢者のうつ病の特長」
★うつ病の定型的症状(抑うつ気分や気力低下)が少ないので見逃されやすい。
★喪失感が契機となる。例えば配偶者や友人との別れ、定年で仕事や地位・社会的役割を失う、健康障害、環境の変化等。
★物忘れや体の不調を訴える、漠然とした不安やあせり、イライラ感、頭痛、息苦しさ、不眠、食欲不振、閉じこもり、飲酒量の増加。
★発症のサインを見逃さないよう家族や周囲は注意。
「高齢者のうつ病を防ぐ生活習慣」
☆生活のリズムを守る→規則正しい食事や睡眠、散歩、ラジオ体操等を心掛ける。
☆天気が良い日や気が向いた時は外出し、日光を浴びる。
☆無理の無い範囲で体を動かし、筋肉運動をする。
☆孫の世話や盆栽、畑仕事、釣り、登山等趣味を持つ。
☆地域・町内活動やボランティアに参加し、人と付き合う。
「ストレス管理のわざ→集中するためにリラックスする」
(活動しているONの時間と休息するOFFの時間のメリハリをつける)
☆心を休める方法を持つ→ジョギング、音楽、昼寝、ペット、整体、ダンス、ネット。
☆睡眠の質を上げる→頭も体も酷使する。
☆自分に自信を持つ→過度に人目を気にしない。
☆精神安定剤を上手く使う、睡眠薬は飲まない。
☆仕事とは違う頭を使う→料理、畑仕事、将棋、碁。
◎どんな逆境下やストレス状態にあっても絶対にウツにならない!
←山嶋哲盛博士著書「百年賢脳健康法・認知症が嫌なら油を変えよう!」から抜粋
高齢者のうつ病は何も高齢者だけの問題ではありません。その元であるアルツハイマー病の予兆は「45歳頃から始まる」と山嶋先生は図示して教えて下さっています。
「アルツハイマー病は10~20年かけて発症」
45歳 55歳 65歳
20年
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アルツハイマー病 発症
10年
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人に気付かれない程度の ←この時期に予防策 物忘れが始まっている! を講ずれば悪魔は 去って行きます!
私自身もこの1年半のコロナ自粛生活でかなり物忘れが酷くなっていることを自覚する昨今です。さて、ボケ進行防止のためにこれから出勤です!
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