食用油には「リスクゼロをどこまで求めるか？」という問題が絶えず付きまといます。食用油に限らず食品全体に言えることですが、あらゆる食品に完全に無害な物等はありません。

「色んな食品を満遍なく食べろ」というのは、実は1種類の食品に限定するとリスクが増えるので、多種多様にする事でリスクを出来るだけ分散し最小化しようという心です。

サラダ油の原材料となる菜種や大豆・とうもろこし等はアメリカから輸入されるものが大部分を占めますが、アメリカ産の物には除草剤や微生物・抗生物質耐性の遺伝子が組み込まれている、いわゆるGMO（遺伝子組み換え体）の物が多いのです。

組み換えられた遺伝子そのものは人体に影響ありませんが、問題は新規の遺伝子によって出来た、人類にとって馴染みがない蛋白質が人体に摂り込まれた場合に、アレルギーやがんを引き起こす可能性があるという潜在リスクです。これについては、絶対に安全であるという化学的な裏付けはなされていません。

←山嶋哲盛博士著書「百年賢脳健康法・認知症が嫌なら油を変えよう！」から抜粋

さあ、いよいよ最後の章「第8  食用油を選ぶ原則」のご紹介に入ります。

私は元々アレルギー体質で小学生の頃は良くじん麻疹になりました。特に卵を食べ過ぎると直ぐにじん麻疹が出ました。

しかし大人になると自然に治ってしまいました。よく「恋をすると体質が変わる」なんて言われますが、高校生の頃には彼女が出来て、大学生の時には3人の彼女とのお付き合いで大忙しでしたので、じん麻疹の悪病神もあきれ果てて退散したのでしょうか。

このコロナ禍では免疫力向上のために夕食では味付き半熟卵を買ってきて毎日2個食べていますが全く平気です。お陰で様でほとんど抜け毛が無くなり髪の毛も少し黒々として来まして、思わぬ「もうけの神様」からのプレゼントに嬉しい限りです。