女性のほうから出す「今夜はOKよ」のサインほど、男性にとってはわかりづらく曖昧なものはない。デートの度に「今日は誘っても平気かな」と思案している男性も少なくないだろう。

しかし女性が頻繁に自分の口廻りに手をやったり、唇を隠すようなしぐさをしたら「今夜はYES」のサインだと思っていい。誘う価値はありだろう。

そもそも「口」というのは、人間にとって外界から食物などを取り入れる「門」であると同時に、肉体からの要求を吐き出す「扉」でもある。つまり唇を隠すというのは、無意識に体の奥で燃えている欲求を抑えようとしている行為なのだ。

欲求を抑える理性が働くということは、裏を返せば「欲望があふれている」ということになるので、男性は出来るだけ女性のこのしぐさを見逃さないように努めたい。

しかしあくまでも誘うのは男性からの方がスマートだ。いくら女性がOKサインを出していてもそれは女性から誘っているということではなく「もし誘われたらOKかな」という受け身のニュアンスが強いということを肝に銘じておこう。←「他人の心理大事典」から引用

昨夜のニュースで、オリンピック選手団の宿泊ホテルに指定されているホテルの社長さんが登場していましたが、その名前を見てびっくり致しました。何と約30数年前に経営相談を担当したホテル経営者の長男さんでした。当時ホテルの他に数社手広く経営されていた先代社長が急死され奥様がその後を継がれていました。しかし素人社長で子会社の結婚式場は破綻寸前、東京の弁護士さんからの依頼で私が担当することになりました。大阪から出張して経営実態の調査をするうちに弁護士さんから「誰か経営のわかる人が直接現場に入らないと危険です。どうですか◯◯さんやってみませんか」と誘われました。私は15年勤めていた所を退職して、その結婚式場の取締役事業部長として陣頭指揮を取ることなりました。年間婚礼数200組まで落ち込んでいましたが、お陰様で2年半で300組まで回復し、本社の取締役総務部長兼不動産部長に移動しました。その時にホテルのフロントで受付の手伝いをしてお母様の手助けをしていた高校生がその長男さんです。未亡人社長さんも苦しい時期を乗り越えられ見事に会社存続に成功されました。