成功したいなら簡単だ。

自分がやっていることを理解し、惚れ込み、そして信じればいい。

ウィル・ロジャース（コメディアン/アメリカ）

ウィル・ロジャースは多彩な人であった。

無声映画時代からコメディアンとして大成功し、評論家、文筆家としても一流であった。

そして「成功したいなら簡単」と言い切った。彼はチェロキー・インディアンの血を引く。チェロキー・インディアンの血を引くと言えば「リトル・トリー」（メルクマール）の名作を思い出す。

しかし、どんな血を引こうと自らの立ち位置をしっかりとさせ、自分の人生の方向を決め、めざす生き方を決めるべきである。

あとは余計なことを考えずにウィル・ロジャースが言うように「自分がやっていることを理解し、惚れ込み、そして信じればいい」のだ。

考えてみれば、人それぞれいろんな立場がある。

それぞれにいろんな血を引き、家族を持つ。人それぞれの人生、私だけの人生がある。他人があれこれ言うことではない。

わが道の方向を決め、そして信じて進めばそこに成功があるはずだ。

←遠越  段  著書「心に火をつける言葉」の「Ⅲ信念」からご紹介させて頂きました。