右上にそらした視線から読み取れるウソのサイン
ウソをついているかどうかは、その人の目を見ればわかると言われる。
確かにウソをついている人の目は泳いでいることが多く、視線が定まっていないのだ。だからといってどこを向いているかわからないというのではない。実はウソをついている人は視線を右上にそらすことが多いのだ。
このことは科学的に証明できる。人間の脳は大きく分けて、創造力や直感等が支配し、表現する力を発揮させる右脳と、言葉や記憶を支配し、意識的に考えたり何かを覚える能力を発揮させる左脳から出来ている。
そして神経が交差しているために、右脳は左半身を、左脳は右半身を司っている。これはどういうことかというと、左脳が活発な時は右半身が活動するということで、そのために視線も右に動きやすくなるのである。
ウソをつく時も、人は事実とは違うことを意識的に必死に組み立てているので、左脳が活発に働いている。ということは右半身が活動的になり、視線も自然と右の上の方にさ迷うことが多くなるのだ。←「他人の心理大事典」から引用
過去に上場企業の創業者に何人か直接お会いしてお話をしたことがありますが、皆様物腰は柔らかく腰が低かったのが印象的です。しかし眼光は鋭く、こちらの心を見透かすかのように目を自らそらさないのが特徴的でした。
仕事の話になるとこちらへの質問攻めで、自分が納得するまでは徹底的に質問して疑問を解消しようと務められます。こちらが曖昧な点は鋭く突っ込んでこられますが、こちらが返答に困るとサッと引いて新たな視点から質問され、問題の核心をあぶり出すのが実に上手でした。
昨今「オレオレ詐欺」や「特殊詐欺」で騙される人が多くて困ったものですが、これも相手の目を見てその目の泳ぎ方をよく観察すると見破ることができるかも知れません。しかしその前に未登録の電話には出ないことや絶対に会話や面談しないことが肝要です。連中の元締めは捕まらないように日々研究を重ね、高額アルバイトで勧誘した電話の掛け子や現金の受け子を何重にも間に挟んでいますから要注意です。
また一見するとNTTドコモなど有名企業に極似した詐欺メールも多くなっていますので、絶大にクリックせずに削除することが大切です。
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