できないことを引き受けるな。

ただし、約束をしたら、それを守ることには細心であれ。

ジョージ・ワシントン（政治家/アメリカ）

約束を守る。「出来る」と言った事は、やり遂げなくてはならない。

この事が守れない人は信用出来ないし、その人自身、人生大して良い事も出来ないで終わるだろう。

それほど約束は重要である。

なぜか。それは、人間というのは約束を守る事で進歩してきたからだ。

約束を守らない組織、集団、国は、崩壊しなければならない。勝手な集団と、一つの目的にまとまり約束を守る集団では、どちらが勝るかわかるだろう。

だから個人としても約束を守らない人、引き受けた事をやらない人は、使いものにならないと見られる。国も同様である。

人が見込んで頼んできた時「出来る」と引き受け、それを細心の注意でやり遂げて行く人ほど頼もしい人はいない。

ワシントンのように「必ずやってくれる」人となって行くだろう。

←遠越  段  著書「心に火をつける言葉」の「Ⅳ知恵」からご紹介させて頂きました。