新しい視点を確立し、視野を広げていく☺️
本当の発見の旅とは、新しい風景を探す事ではない。
新たな視点を持つ事なのだ。
マルセル・ブルースト(作家/フランス)
人生上の発見というのは、ブルーストの言う様に新しい視点を持つという事だ。
ただ、ナチュラリストやソロ―のように自然の良き観察者でも、自然の有り様から人生を考える事に変わりないというのであろう。
人も自然も、常に私達を刺激し続け、見るものの態度に学ぼうとか、考えようという素直な気持ちがあれば、新しい発見は常にある。
それと同時に、やはり人の話を聞き本を読む事で、視野を広くし、言葉や思想を学ばなくてはならない。
こうして新しい視点に気付くのである。
そして新しい視点に気付いても、それが全て正しいという事にはならないが、広く人生を考えるきっかけを作る。
ブルーストの文学は難解で読んで理解するのは大変だが、そう言う視点の大事さを訴えているのだろう。
彼は、一生を掛けてこの事を訴えるために、作品を書き続けたのだ。
←遠越 段 著書「心に火をつける言葉」の「Ⅳ知恵」からご紹介させて頂きました。
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