あまりに激しい喜怒哀楽は、それがたとえ喜びであっても、心を疲れさせる。

感情の波は控えめに保った方がいい。

「三教指帰」

←  一条真也  著「超訳  空海の言葉」からご紹介させて頂きました。

☆昨日、岸田改造内閣の新しい閣僚と自民党三役等の顔ぶれが決まりました。

今回の就任記者会見でちょっと気になったのは、女性初の自民党選挙対策委員長に決まった小渕優子新委員長（49歳・茂木派）です。記者会見で「ドリル優子」問題に関する記者質問に対して、感情の高ぶりを抑え切れずに涙ぐんだ回答をしたのは、政治家としては大きなマイナスです。

小渕優子新委員長は父の小渕恵三元首相が脳梗塞で急死した後、急遽26歳で衆議院議員となり、以後8回も衆議院選挙の修羅場をくぐり抜けて来たベテラン議員です。

しかし、群馬県の自分の後援会で複数の逮捕者が出た1億円を越える政治資金規正法違反事件の責任を取って、わずか数ヵ月で大臣を辞職した時も大粒の涙を流した記者会見で話題となりました。

東京地検が後援会事務所に家宅捜査に入った時に電動ドリルで破壊された大量のハードディスクが発見されたことから「ドリル優子」として有名になったわけです。

いくら森喜朗元首相や茂木幹事長推しの将来の女性首相候補と言われても、記者会見で感情が高ぶり涙ぐむようでは、まだまだ修行が足りません😟