「パチンコ業界の摩訶不思議２」

私が建設不動産会社の社長に就任して、会長独占であったパチンコ事業部も担当するようになった時、ベテラン社員からは「社長、大丈夫ですか？パチンコ店経営管理は日本人には難しいですよ」と心配されました。やがて、その意味が徐々に分かって来ました。

月1回のパチンコ遊技場協同組合の県内合同会合は、在日さんばっかりで、私は会長の運転手として随行して、皆さんと徐々に仲良くなりました。パチンコ店の経営者の皆さんが当社の会長にやけにペコペコと頭を下げるのが最初は不思議でしたが、会長が県の民団（韓国人の日本国内互助会組織）のトップの大ボスだと分かり、納得しました。

次にパチンコ業界と反社（マル暴）との特殊な関係です。各パチンコ店はその店のある地域を縄張りとする反社に、おしぼり業者や換金業者等を仲介して深く結び付いています。新台の入れ替え時に大きな花輪が出ますが、あの贈り主の会社社長名には、地元の組長の名前が出ていて「この店は俺の縄張りだ」ということを表しています。

また、パチンコ業界と県や各市の警察の捜査４課（パチンコ店等の風俗営業取締り担当）幹部との関係は、お互いに持ちつ持たれつの関係でとても密接です。県や各市の捜査４課長の退職後は、県や各市のパチンコ遊技場協同組合の専務理事のポストが天下り先として保証されています。今月の取締り重点項目等が事前に密かに流されて来る仕組みになっているわけです。

さらに、パチンコ遊技場協同組合の月会費は高い所で数十万であり、年間合計は数百万になる場合がありますが、その何割かは、年一回の温泉地での宿泊忘年会でキックバックされて、パチンコ店経営者のポケットマネーになるのです。

最後に、パチンコ台の遠隔操作の秘密です。大抵のパチンコ店の中央の天井裏には、遠隔操作の中継機が設置されています。その大元は事務所の店長のパソコンの中にあります。万一警察の手入れがあっても、店長がキーを押せばデータが瞬時に消える仕組みになっています。

大型店になるほど、新台の入れ替えの時はその道のプロ数名が来て、真夜中に新台設置と同時に遠隔操作の調整をするわけです。

このように複雑な仕組みのパチンコ業界の仕組みを何とか理解して、円満にパチンコ事業部のリストラ・廃止に成功できたのも、やはり家相診断による自宅の鬼門への粗塩盛りと風水の生年月日による青系統のラッキーカラー作戦のお陰です。

おっと、最後の最後にもう一つ！

パチンコ好きで今度こそ勝つぞと毎回浪費して、奥さんや子供さん達を悲しませているそこのお父さん！

大型店ほど大金をかけて最新鋭の遠隔操作台を設置しているので、あなたが簡単に勝てるはずがありません。

早く悪夢から覚めて奥さんや子供さん達に、まずは美味しいものを腹一杯食べさせて上げて下さい😆💕✨