有名人姓名判断のブログ

今話題の有名人の運勢を古神道由来の数霊術姓名判断にて占ってみたいと思います。

ストレスをストレスと感じなくなったら要注意!


一番混雑した時間帯になると、300%以上もの通勤客を乗せて走る満員電車。とても人間を運ぶものとは思えませんが、この電車にギューギュー詰めにされている当の本人達は、果たしてその状況を本当にイヤだと思っているのでしょうか。

そう聞かれれば確かに殆どの人はイヤだと答えるでしょうが、実際に自分が電車に揺られている時のことを思い出してみると、案外イヤだとも思わないで殆ど何も考えない状態で乗っているのではないでしょうか。

私自身は、仕事柄や場所柄、通勤電車に乗り合わせることは殆ど無いのですが、それでもたまに通勤の時間に都心に出なければならないようなことがあります。以前勤務医だった頃には〝痛勤〝を体験していますから、その時のことを思い出すと、とてもそのような電車に乗る気にはなれません。そこでわざと時間をずらしたり、わざわざ遠回りをしたりして、何とか避けて通っているのです。私だけでなく滅多に通勤電車に乗らない人なら、同じ様に嫌悪感を持ったり、それから逃れる方法を工夫しようとするはずです。

一方サラリーマンの方等は満員電車に毎日乗っているわけですから、もう慣れっこになっていて、その慣れによって殆どイヤだという感情は出てこないのではないかと思われます。つまり思い出してみればイヤだけれども、実際電車に乗って揺られている時は殆ど無意識の状態で、ただ機械的に体を運んでいるのではないでしょうか。これは自分の体からの要求が、耳に届かなくなってしまっていることを意味しています。

勿論これは、鉄道各社を非難しているわけでも、サラリーマンの方の感覚を疑っているわけでもありません。通勤電車とは、社会全体、地球全体の「場」が、まさに人間を機械化させるように歪んでいることの典型であると思えるのです。

←帯津良一博士著書「自然治癒力」から抜粋


この帯津先生の〝痛勤〝電車体験はよくわかります。私も大学生時代は地下鉄丸ノ内線を利用して新中野からお茶の水まで電車通学していました。朝のラッシュアワーはとても酷くてギューギュー詰め状態で、赤坂見附付近のカーブでは片側に押し潰されそうになりました。下手な運転手だと余り減速せずにカーブに突入しますので、一度腕が折れそうになったことがありました。ああ、この運転手は今朝夫婦喧嘩してきたのかな、朝礼で上司に叱られたのかなと想像してラッシュを楽しむようにしていました。